食事トレーニングとは

 
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食事トレーニングとは

 
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食事トレーニングとは?

食事は、体格を作るためにとても大切です。特に小学生の子どもたちは、将来の体の土台作りだと思って、食事には気を使いましょう。

食事は、トレーニングの一つとして考えられるのです。

最近では、さまざまなサプリメントなどがありますが、サプリメントはあくまで栄養補助食品です。本当の主役は食事になりますので、この点、誤解されている方も多く見受けられますので、確認しておきましょう。

また、好き嫌いなく食事をとることは自己管理になりますし、バランスの採れた食事を積極的に食べようとする自覚も大切です。 これには保護者の方の協力・努力も必要です。

好きなものだけ食べるのではなく、食事をトレーニングと見立てて、筋肉・骨・血などからだの色々な部分をしっかり作っていきましょう。


 

食事の基本

食事の基本パターンですが、主食・主菜・副菜・汁物・果物・乳製品の6種類の構成がベストです。 副菜・果物はなるべく旬なものを選び、汁物は味噌汁・スープと変化をつけたり、主食のご飯もパン・パスタ・うどん・という具合に変えていけば、アレンジも楽になります。

見た目がなるべくカラフルになるように作れば、自然とバランスも取れてきます。

共稼ぎの保護者の場合、帰宅が遅くなったりしてなかなかバランスの採れた食事を作るのも難しいですね。 なるべく手料理で、残り物を上手に使って、少しずつでも色々なものを食べさせてあげてください。

成長期の中にある子供たちはキツイ練習もこなしていく上で、どうしても不足しがちな栄養素がでてきます。 特にこの時期に必要な タンパク質・カルシウム・鉄・ビタミンB1 は不足しないように心がけてください。

『子供なんだから食べなさい!』というような、強制はよくありません。 みんなで食卓を囲んで、同じものを家族と共感しながら『美味しい!』と思える食べ物を増やしていくことが大切です。 そして何より保護者の方も、子供と同じものを食べることが大切です。


 

試合前の食事

試合前の食事ですが、試合までの時間によって食事も変わってきます。

食事を採るタイミングは、試合当日の朝食は試合開始の3~4時間前までを目安に済ませます。

試合がお昼と重なる時には、 2~3時間前に糖質を効率よくエネルギーに変換させるための補食として、梅おにぎりやオレンジジュースでクエン酸を補給しておきましょう。 また、1~2時間前に少し食べられるようであれば、100%オレンジジュースやバナナを摂るのもいいでしょう。

ただ、子供によって消化する能力が違うので、おなかいっぱいにならないように体調に合わせて食べましょう。

食べ応えのあるものに、生クリームを使ったパンよりも低脂肪のクリームパンを、洋菓子よりも低脂肪の和菓子を選んで下さい。

昔は、ゲンをかついで「トンカツ」や「ビフテキ」を試合前に食事として摂る人もいましたが、 試合前の脂っこい料理は不向きです。選手の力を100%出しきる為には、頭と体を動かすエネルギーを確保することが重要なのです。


 

水分補給

昔と違う少年野球の練習風景に、水分補給があります。熱中症・日射病を防ぐために最も注意が必要です。

現代のスポーツ医学ではこまめな水分補給が常識となっています。いつ与えるかとかではなく、いつでも自発的に飲める環境を整える事が重要です。

現代の子供は30年前の子供と比べて、明らかに体が弱くなっているそうです。 身長体重によって差はありますが、真夏の運動の場合は、1時間で500~1000ccの水分補給が必要になります。

水分とミネラルを同時に補給できるスポーツドリンクは最適なのですが、500~1000ccの量を飲むと明らかに糖分過多ですね。 スポーツドリンクを2~2.5倍希釈して飲ませるのがお勧めです。

残念な事に、毎年脱水症状から来る重大な事故が起こっています。防ぐ手段については、指導者や保護者の十分な知識と適切な対応が大切です。

『脱水症状』は防げる事故 ですから、十分な配慮をお願いします。


 

試合後の食事

試合後は、疲労回復が大切です。疲労回復を助ける有機酸を同時に摂れるフルーツヨーグルトなどが最適です。

食べ応えのあるものが欲しければ、タンパク質の補給が良いです。同じおにぎりでも、具に鮭などのタンパク質が豊富なものを選びます。 乳製品もタンパク質を摂るのに有効な食品ですから、牛乳、チーズなどもオススメです。

試合前の食事には気を使うけれど試合後は気にかけないという方が、多いと思います。 試合前はエネルギー源を重視した炭水化物が中心だったのに対し、試合後は不足しているビタミン・食物繊維・ミネラル・タンパク質を重視した献立を考えると良いです。


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